【祝】卒業おめでとう!!

本日3月1日は札幌厚別高校の卒業式でした。

他県では結構まちまちみたいですが、北海道の公立高校はだいたい3月1日に卒業式を迎えます。
今回の卒業式は、コロナ禍から完全に脱却し、コロナ以前同様2年生も式に参加、保護者の方々も特に制限を設けず実施することができました。
厳かな雰囲気で式は進んでいきます。

厚別高校の卒業証書授与のシーンでは、クラス全員が呼名され、代表者がクラス全員分の卒業証書を受け取るというシステムになっています。

音楽局の演奏に合わせて…

式歌を歌います。

式の中では、本校美術部の部長だった部員が特別賞を受賞し、全体で表彰されました。3年間の努力が実った結果です。素晴らしいね。おめでとうございます。

式も無事終わり、いよいよ退場。

感極まって涙しながら退場する我らが美術部員。その前のほうにいる部員も心なしか神妙な表情です。

カメラに気づいたのかたまたまなのか、ドヤ顔でカメラ目線を送る我らが美術部員。

卒業式のあとは、各クラスで最後のホームルーム。
そして部員が集まってきてくれました。

思い出が詰まった?デッサン室で、最後に記念撮影を。みなさん、いい表情ですね。

別バージョンも。ちょっと変顔してるけど、まあこれはこれで記録に残しておこう笑

卒業おめでとうございます。なんつー爽やかな表情…いいねぇ…

というわけで、とうとう卒業ですね。
この学年は筆者が厚別高校に赴任したときに入学してきた生徒。厚別高校の美術部として1年生の頃からその成長を見てきたので、自分的に結構思い入れが強い学年なんです。
思い起こせば入部したての頃のミーティング(すでに写真が懐かしすぎるので、卒業生は入部したてのころの写真を見て悶絶しよう!)では、自分も赴任したばかりだったのでいっちょ気合い入れて喋ろう!みんな、美術頑張ろうぜ!!とそこそこの熱量で語ったところ、それまでの部員たちは「なんだコイツ…」とまさにポカ〜ンとした表情をしていたものですが笑、当時の新入部員、すなわち今回の卒業生なんかは、そういうものなのか…!と受け入れてくれていた…ような気がしました。やっぱり最初が肝心よね。

で、結果的には、本当によく美術部を”満喫”してくれていたように感じます。高文連をはじめ、各種公募展にも多数入賞した学年でした。1年生の頃から頭角を現す部員もいれば、3年目の高文連でそれまでの努力が結実した部員、美術に目覚めて急激に変化を遂げる部員、最後のU21まで頑張っていた部員…。それぞれの成長を見ているのが本当に楽しくて、嬉しかったな。

そしてその頑張りが進路につながり、それぞれが努力を続けた結果、大学では大金星となった多摩美術大学の油画に一般入試(共通テスト利用)で1名が合格!そして厚別高校からは初となった札幌市立大学デザイン学部に1名合格、北海道教育大学岩見沢校の美術科に1名、東北芸術工科大学のプロダクトデザインに1名、札幌大谷大学美術学科には5名(美術系列全体では6名)、マレーシアのテイラーズ大学に1名、公務員(北海道職員)に1名、そして各種専門学校にも多数合格、中には特待生としてしっかり合格を決めるなど、ちゃんと結果を出してくれました。

多種多様な進路で、これからの君たちが楽しみでなりません。
こうやって、そばで成長を感じながら応援していくことができる教員という仕事は本当にありがたいなぁと、卒業式というタイミングでいつも改めて感じさせられますね…。

これからは高校とはまた違ったステージで頑張っていくことになります。
高校とはまた全然違ったかたちになるかと思いますが、厚別高校で学んだこと、そして美術部での取り組みを通して得た経験を活かして、それぞれの選んだ道を自信を持って邁進してほしい。いつも応援してくれているおうちの方々をはじめ、いろいろな人に感謝の気持ちを忘れずに、これからも伸び伸びと、時には失敗しながらも、自分を信じて堂々と歩いていってくださいね。

たまに高校のことを思い出して、ぜひ美術部にもその元気な顔を見せに来て、近況なんかを聞かせてください。いつでも大歓迎です。先生方はその時を本当に楽しみに待っています。

改めて、卒業おめでとうございます!みんな、これからもがんばれよーーー!!!

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