【さっぽろ雪まつり】スノーオブジェコンテストの様子【TV取材あり!】

2月5日(月)、さっぽろ雪まつりに北海道高文連石狩支部の美術部生徒による雪像制作コンテスト「スノーオブジェコンテスト」に本校美術部の2年次生19名で参加してきました。
今回のブログではその時の様子を写真でひたすらレポートします。長いです。

さてこの通称「スノオブ」は昨年は大通公園の会場で開催されたのですが、今回は札幌市東区の「つどーむ」にて開催。全12校の参加です。
昨年は最高賞である「札幌市長賞」を受賞し、今年の2年生もかなり気合いが入っていたのですが、結果としては4位でした。しかしながら仕上げの丁寧さ、かたちの複雑さ、皆で協力して楽しく制作する姿勢においては一番だったのではないかと個人的には思っています。
今回の本校のスノオブの取り組みはNHKの夕方のニュースで取り上げられ、またTBS系朝のニュース番組「THE TIME,」の中のコーナーである「全国中高生ニュース」にて放映されたのでした。厚別高校美術部、全国放送デビュー…!んーーー大賞とりたかった…!!笑

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というわけで、写真で当日の様子を綴っていきましょう!

当日は朝7時半につどーむに集合でした。

朝早いから元気ないかな?と思っていたのですが…

意外と元気な様子…?笑

今日は8時から14時半までの計6時間半で雪像を完成させるということで、かなり厳しい戦いになるのですが…

みなさんやる気は十分!

開会式が終わり、いざ外へ。
とっても気持ちいい青空のもと、準備体操!

さあいよいよ制作開始です!

円陣組んで気合いを入れています。

というわけで、各々が持ち場につきました。

部長がNHKのリポーターからインタビューを受けています。
この日の朝知ったのですが、NHKがうちの学校に張り付き取材するとのことでした。プレッシャーがかかりますねぇ…

青空の中、各校一斉に制作に取りかかっています。

雪を削る目安となる青い線を入れていますね。

我らが削る雪の立方体

まずはスプレーで均等に線を引きます。

そしてそれぞれの面に下描きを入れていきます。

上に登る部員は、落下防止のハーネスをつなぎます。まぁまぁ高いので、落ちたらケガしかねませんしね。

さぁ、下描きができたらどしどし切削作業に突入していきます。

大きく削っていく面の反対側では、細かい模様の下描きをする部員も。仕事を分担しています。

引きで見ながら全体のかたちを確認し、指示を出していきます。

図面と照らし合わせながら進めていきます。

この雪を削る棒は「ケレン棒」っていいます。「ケレン」というのは建築現場で使われる言葉で「素地ごしらえ」「下地処理」といった意味があるそうな。

上からガスガス削っていきます。手に持っているスコップなどを落としてしまうと非常に危ないので、気をつけながら作業を行います。

マケット(模型)は常にそばに置いての作業です。

上に登った部員が撮った写真。

こうやって見るとやっぱり高いな…!

マケットを確認しながら。

他校の作品もだんだんかたちが見えてきました。

実は本校美術部の雪像制作が、TBS系朝のニュース番組「THE TIME,」の中のコーナーである「全国中高生ニュース」にて放映されるということで、本校の放送局の局員2名も朝から密着取材してくれていたのでした。

寒い中頑張って取材してくれていました。ありがとう!

そして、とうとう待ちに待った昼食の時間!

今回の昼食はというと…

ハンバーグカレー!

午後の制作に向けて英気を養います!

そんな最中、3年生がふたり激励に来てくれたのでした!

昨年の制作において、図案を考えた部員と、マケットを作成し雪像制作の監修をしていた部員。まさに最強のふたりなのでした…!

部員たちの制作を見守り、応援してしかも差し入れまで持ってきてくれたのでした。ありがたや…。。

さて、昼食から戻ってきた部員たちは、完成に向けて制作再開!
上に登る部員も交代のようです。

さあさあ、どんどんやっつけていくぞ!

途中取材も挟みつつ…

だんだんかたちが出来てきました。

引きで見ると、おお、それらしくなってきた…!

下描きをベースに、細かい文様を彫り込んでいきます。

見守るふたり。

みなさんそれぞれの仕事を一生懸命こなしていきます…

さあ、いよいよ完成間近…!!

そして。
朝8時から制作がスタートした雪像作りも、とうとう14時半をもって終了となりました…!
「びゅ〜んと幸せ運ぶピヨ!」の完成です!!

他校の雪像も完成!みなさんお疲れ様でした!

完成した雪像の写真を撮る部員たち。

雪像の前で、はいチーズ!!

さて、運命の審査結果は………??

結果は、4位!
「公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会賞」を受賞することができました!

順位的には悔しいところはありますが、でも実にいい制作でした!!

それぞれの思いの中、取材を受ける部員たち。

審査員の方々からの講評の中で「完成度は一番だった」という言葉が胸に残りました。
確かに…仕上がり具合はどこの雪像にも負けていなかったと思います。強いて言うなら、テーマ性…。
今回の雪像の審査は美術性、テーマ性を重視していたように感じました。本校の作品は子どもたちにカワイイ!と喜んでもらえるような作品を目指したのですが、もしかしたらそこだったのかもしれません。
1位から5位までの審査結果はさっぽろ雪まつりの公式ページに掲載されていますのでご覧ください。

というわけで、本校の雪像をぐるりと。
うーむ、改めて見ても、完成度は高いですね…!

できることなら連覇してやったーーーってやりたかったんですけどね。ま、来年のスノオブでは後輩たちがその雪辱を晴らしてくれることでしょう…!!
でも、美術部2年生部員たちは朝早くから誰も欠けることなく、寒い中でも懸命に、お互いに声を掛け合い、気がついたところは雪かきしたり、雪像に積もった雪を払ったりして、全員で協力して制作に励んでいました。
なかなかこうやって皆で制作するという機会は無いですし、しかも1日で雪像を作り上げるなんて全員がほぼ初めての取り組み。いい経験ができたのではないでしょうか。楽しんで頑張っていたと思います。本当にお疲れ様でした…!!

さ……賞品の北のどん兵衛3ケースはいつごろ届くのかな…笑

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