高文連搬入直前…!と学校祭の様子を少し。

さぁ、学祭も終わり、あとは高文連に向けて全力投球してきた我々ですが、気付けばもう作品発送前日となりました。

実は本校は7月いっぱいが登校日だったため、この週末からようやく夏休みなのであります…。
高文連搬入・展示日は8月3日。そのため前日の8月2日は午後に発送が控えているため、「夏休み」として制作できるのはななんと2日間のみ…。。
今年は高文連リアル実施ということになったとはいえ、分散登校による部活動の制限、学校祭の延期による準備時間の増加、そして授業日の延長もあり、制作時間を確保するという意味ではなかなか厳しいものがありました。

そんな状況では有りましたが、いよいよ目前ということもあって暑いけどみんな頑張ってますよ!

ちなみにこちらはメディア映像部門の様子。

映像作品に関しては作品の提出が一週間前ということもあり、すでに制作は終了しています。
上記の進行で日程的には本当に大変だったのですが、部員たちは最後まで頑張りました。ラストの方ではお互いに出力の仕方を教え合ったりと、協力して取り組む姿も見られましたね。

それぞれオリジナリティを発揮した作品を作り上げることができたのではないかと思います。ぜひ会場で観ていただきたいですね。

しかしまぁ、予想はしていましたが映像作品を作るためにはやはり膨大な時間と根気、そして知識、また先の見通しを持った制作が重要であることが改めてわかりました。あらかた完成してからの作り込み時間がほしかったね。また、オール手描きアニメーションに憧れるのもわかるけれど、それ以外の見せ方もあることを仲間内の作品からも感じられたのではないかと。きっと次につなげてくれることと思います。

映像部門だけではなく絵画も彫刻も、ていうか仕事でもなんでもそうですが、計画的に進めようとしても、どこかしらで不測の事態は発生するものです。今回は特にコロナ絡みが心配ではありましたが、突発的な病気とかありますからね…。
そういったことも織り込んでの計画性が必要であるということを学べたのであれば、それが一番の収穫だったかもしれません。
 
 
 
さて、、
絵画&デザインチームはひたすら描く…描くのみ…!

1年部員の作品を2年の先輩方がアドバイスするシーンも。

ペン画の作品も密度が上がってきています。

立体もいよいよ完成が近づいてきました。

やはり出品が近くなってきた頃に作品の質がぐぐっと上がる部員が出てきています。
どうすればよくなるのか…どうすれば思うような表現になるのかについて、悩み苦しみながらも筆を動かし絵の具を乗せていくことで作品が高まっていくんですね。
そんな作品には、突如として神がかり的にうまくいった場所などが出てきて、私はそういう神がかった部分を「神が降りてる」なんて表現しています。
そして、いかに「神が降りた」場所を増やしていくかが作品を神がからせていくポイントなのではないかと思っています。

そうするためには、やっぱり集中して取り組むこと、なんですよね…。偶然うまくいくことなんてない。それまでの積み重ねがあるからこその神がかった表現なんです。ダラダラなんとなくやっていても、小手先の上手さで見せたとしても、やっぱり本気で集中していた人にはかなわないんだよなぁ…。

制作できる時間もあと残りわずか。みんながんばれ…!
 
 
 
 
話変わって、先日の学祭の様子を少し。
今年の厚高祭は1日日程ではあったものの、大変な盛り上がりを見せてくれました。

移動時に部員発見!すぐポーズ取ってくれました笑

さて、今年は初めて駐車場にステージカーを設置してのクラスパフォーマンスを行ったのですが、想像以上にテンションが上がりましたね。

学校のステージなどではなく、いつもと違った場所で行えたというのも生徒たちには好評だったようです。
やっぱりいつもとは違う日なんだ、っていうスペシャリティ感って大事ですよね。

また、こちらも初の企画。「あつこうグルメマルシェ」と称して、キッチンカーを学校に呼んで食べ物を販売してもらったのでした。

2・3年次美術系列「ビジュアルデザイン」の授業で制作したPOPも完成し、飾っていただきました!

校内での展示の様子。

こちらで想定していた以上の素敵な出来栄えで、お店の人たちにも大変なご好評をいただき、数枚くらい使ってくれたらいいかな…と思っていたのに、殆どの作品を飾ってくださり、またお持ち帰りいただいたものについては、実際の店舗でも使用してくださっているとのお話もいただきました♪

実際の店舗にまで飾ってもらえるだなんて…
作品を制作した生徒たちもきっと喜ぶことでしょう^^

そんなこんなでグルメマルシェも大繁盛!!

事前に食券販売を行ったことで行列も予想以上にできず、きちんとソーシャルディスタンスを図って実施できました。

このグルメマルシェの様子ですが、なんとテレビ局のUHBさんとTVHさんが取材に来てくださいました。
テレビで厚高祭の様子も流れましたよ!

コロナ禍の”学校祭”スタイルは? キッチンカー9台ずらり「グルメマルシェ」フードロス削減もテーマに」UHB公式サイトニュースページより
 
 
 
そして学校祭のラストは花火が上がり、昨年開催できなかった厚高祭への思いを取り戻すかのようなイベントとなりました。

厚高祭運営の企画・運営に尽力してくれた生徒会の皆さん、そしてグルメマルシェのスタッフ、関係の教職員の皆さん、そしてこの厚高祭を盛り上げてくれた全ての生徒たちにお礼を言いたいです。みなさん本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
来年はどういったかたちの厚高祭になるか、今からまた楽しみですね。
 
 
 
 
おまけ。
ポスター制作に携わった二人がたまたまメディア室に来たのでうちわをあげました。他の人にもあげなきゃな。

おまけ2。
髙橋先生はいつもいつも私のためにコーヒーを入れてくださってるんです…。私はただそれをいただくばかり…。
私の体の一部は髙橋先生のコーヒーでできているのであります。ありがたやありがたや…。

高文連に向けて、鋭意制作中!

さぁ、7月ももう7日となりました!あ!今日は七夕でしたね!

さて、高文連に向けて部員たちは毎日頑張って制作しています!締め切りまでもう一ヶ月切ってます!

写真はちょっと前のも混ざってますが、最近の活動の様子を紹介。

油彩画の下地を塗る部員たち。

先輩が後輩に塗り方の指導をしていました。先輩の大切な役目ですね。

絵の具のチューブにこびりついた絵の具を一生懸命剥がしている部員たち。

こうやってみんなのために頑張ってくれている人たちがいるんだなぁ…。感謝を忘れないでほしいですね。できたら、一言「ありがとう」が言えたら最高なんだけど。

教材室には作品が詰まっています。なかなか激しい混み具合笑

メディア室でアニメーション制作を頑張る部員たち。

アニメは制作にどうしても時間がかかります。ただ効率のいい方法はあると思うので、いろいろ工夫しながら自分に合った制作方法を確立していってほしいですね。

デザイン系の人たちも、下描きに入って頑張っています。

油彩画のF30号もそうですが、B1サイズのパネルのような大きい画面に描くっていうのもなかなか気合いが入ります。

そんなこんなで絵画系、キャンバスをいっぱい並べて2つの教室で広々と制作に励んでいます。

ソーシャルディスタンス、大事!笑

絵画の人たちは、自分の作品を描くのに精一杯でなかなか交流がしにくいかもしれないけれど、1年生は特に先輩たちの描き方などを見に行ったり、時にはアドバイスを求めていいと思います。先輩たちは、照れ屋さんな後輩たちに優しく声をかけてあげてほしいですね。

「ひとりで制作しているわけではない」ということに気付くことがどれだけ大切なことか。それが部活動としての素晴らしいところなんです。

とはいえ…ほとんどひとりで制作している人もいたりして…。。

彫刻系ですね。ま、ほかにも彫刻をやっている部員は数名いるんですが、このときはひとりで頑張ってました笑
これからどうなって仕上がっていくか楽しみです。

用があって準備室に入ると、絵画系の1年生が集められていました。

現時点での進行状況についてや、そもそも制作をしていく上での意義などについて、高橋先生からお話があったのでした。

今回初めて大きな作品を描く1年生たち。
おそらくそのほとんどが「作品の完成」がどういうものなのかというイメージが、中学校までの感覚なのではないかと思います。
私は、油彩画は「塗る」ものではなく、「つくる」ものだと考えています。「塗る」って言葉は、なんか単純な作業に感じてしまうんですよね。なんていうか、塗り終わったら終わり、みたいな。

そうではなく、特に油彩画に関しては、一度絵の具を置いただけは薄っぺらく見えるため、何度も何度も繰り返し絵の具を重ねていき、油絵の具が持つ独特の質感を高めていくことや、重色(重ね塗り)の表現で深みを与えることで油彩画ならではの重厚な表現(厚塗り、というのとはちょっと違うんですが)がポイントになってきます。

自分からは、イメージとしては「同じキャンバスの中に10回絵を描くつもりで」と話しています。
それくらい繰り返し絵の具を乗せ、何度もかたちを確認し、色味を調整しながら、そして最後はひたすら描き込んでいく…。重ねればえらい、というわけではなく、考え方も様々ではあるんですが、とにかく自分の作品と向き合い、逃げずに最後の最後までキャンバスと格闘してほしいという意味を込めての、10回描け、って話です。
でも…ホントにそこまで出来たら、全国も夢じゃない…かも。ま、乗せりゃいいって話ではないんですけどね。

そういえば、今日のメディア室はいつもより閑散としていました。

多分21日に開催される学校祭が近付いてきていて、いわゆる学校祭スパイラルに巻き込まれているのではないかと。。

ただ、、、そんなことも言ってられません。

そう、高文連の映像提出締め切りまでに制作できる日数は、今日(7月7日)を含めてあと19日しかないという…。
支部大会の搬入日は8月3日なんですが、映像部門はそれよりも一週間以上も早い7月26日なんですよね…なんでこんな早いの…。。

ちなみにそれ以外の作品の残り制作日数は、同じく今日を含めるとあと27日…。こちらも一ヶ月を切っています。

……今日とある部員に「締め切りまであとどれくらいあると思う?」って聞いたら、「40…数日くらいですかね」とかトボけたことを言ってきて、んーーやべぇな、って思いました。締め切り、わかってないんかい…。。

ほかにもわかってないのがいたら嫌なので(いないと思うけど)、大きい文字で改めて!

映像提出日 7月26日(月)
その他作品搬入日 8月3日(火)

そして、その8月3日に展示作業・審査があり、4日と5日の二日間は作品鑑賞日です。搬出は、5日。
各々のスマホのカレンダーにぜひ入れておいていただきたい…。大事な大事なXデーですよ。今年はリアル大会だ…!!楽しみ!!

しっかし、札幌北陵高校美術部さんのブログを見る限り向こうも相当焦っているようだし、多分どこの学校さんも大変なんだろうなぁと想像に難くないですね…。今年の石狩支部は、荒れそう…。。
 
 
 
部員それぞれが日々頑張ってるのはすごーーく伝わってきます。
試行錯誤しながら、悩みながら、頭を抱えながら頑張っている姿をいつもどこかで見かけるたびに、頑張れ…と応援しています。

しかし、頑張って頑張って、間に合いませんでした…は百歩譲って致し方ないかな…とは思うけれど、ダラダラやっていて間に合いませんでした〜締め切りわかってませんでした〜は言い訳にはならない。日数と行事予定、自分の予定を見渡し、具体的な計画を立てて制作していってほしいと思います。
自分の作品(仕事)に対して、責任を持つ。とっても大切なことですよ。体調に気をつけて、頑張りましょう!
 
 
 
おまけ。

ペン画をこれから描く1年生が、3年生の先輩のすげえペン画を見せてもらっていました。

すごいんだよなぁ、彼のペン画。なお、もうひとりのペン画を描こうとしている1年生に「おまえも見に行きなさいよ」と言ったら、「(技術がすごすぎて)怖くて見に行けません…」って言ってました。何を弱気なこと言ってるんだか…笑
 
 
 
 
おまけ2。
学校祭のポスターがなんとか完成し、本日業者にデータを入稿しました。うちわも作りましたよ。

高文連に早く取りかかりたいところなのにね…。でも5名のポスター組は最後の最後まで一生懸命考えまくってくれました。

ポスターの写真撮影には、たまたま帰ろうとしていた1年生が餌食となり、無理やり付き合わされたり笑

当初ポスターに出演するエキストラ役ということで手伝いに来てもらったんですが、結果その写真はボツになってしまいましたとさ。。悪気はない。ごめん。妥協したくないんで。

ポスターは来週中頃には届くので、完成したらブログでもお披露目します。
今までの厚高祭ポスターとは全然違うので、生徒たちに受け入れてもらえるかがとても心配ではありますが…大人の評判は上々です。

そして、グルメマルシェの食券をひたすら作る私…。

いろいろ作り物やら計画やらあるんですが、なんとかだいたい完成しました。よかったよかった…。
 
 
 
 
おまけ3。
部活終了時間、終わりの報告をしに来た部員たち。

相変わらずいつも元気そうでなにより。こういうのに癒やされます笑
 
 
 
 
おまけ4。
先日出ていた虹。

スマホを持ってギリギリの状態で撮りました。綺麗な虹だったな…。

高文連リアル大会実施決定!そして構想について思うこと。

さぁ、久しぶりのブログです。…えっと、前回のブログはいつ書いたんだったかな…ってもう3週間くらいも前でした…!
おかしい…分散登校で結構ヒマあるかと思ってたのに…全ッ然、ヒマじゃなかったんです…。。

ほら、高橋先生も忙しく仕事しまくってました。

高文連石狩支部ブロック大会(地区大会)の今後について、各校に電話かけまくってました。お疲れさまです!!

私も、学校祭に向けていろいろ動いてまして…ま、言い訳しても仕方がないので。気を取り直してブログを書いていきたいと思います!

さて、先日は前期中間考査がありました。
考査前の放課後、少しの時間を利用して勉強会を行っていたようです。

うむ、教育実習生みたいだ…!

 
 
 
そう!朗報です!
今年度の石狩支部の支部美術展は、事務局のご尽力があり、なんとかリアル開催が可能となりました!やったね!!

その時のZOOMでの会議の様子。

私だけが矢面に立ち、川上先生・高橋先生のお二人はフレーム外で参加。
この写真を見た某高校顧問の先生には、「悪そうな雰囲気出てんなー」「スラムやスラム笑」と評されました笑
この会議、3時間もかかったんですよ。すごいですよね。みなさんそれはもう真剣に…!話し合いを…!行ったのでした…!!私は新参者なので黙ってましたけど。

で、石狩支部美術展ですが、そのXデー(搬入日)は、8月3日…!!道南支部のそれと比較するとなんと3週間も早い開催…。うーーん、早い…早すぎる…。時間、ない…。。

これまでは分散登校を余儀なくされ、ほぼほぼまともな活動が全然できなかったわけですが、緊急事態宣言が6月20日をもって終了となることを踏まえ、学校にもお願いをして、時短ではあるものの部活動の時間をなんとか確保することができることになりました。

本来的には部活動は休止の要請が出ている中ではありますが、いかんせん8月3日に高文連の出品を控える我らが美術部にとっては時間がなさすぎるんだもの…。なんせ、7月いっぱいは授業日になってしまったし…。搬入直前の「夏休み」期間なんて3日間しかないですからね。しかも講習もあるっていう…。「夏休みにがんばります!」とか言い出さないようにしてほしいものです…。

正直、本当に厳しいですね。。でも、多分札幌市内の美術部は、どこも厳しいことでしょう…。

ただ、やはり「リアル大会」、すなわち作品を札幌市民ギャラリーに展示し、作品を鑑賞できる機会が持てたのは本当に英断だと思います。
展覧会に作品を飾る。自分の作品を実際に見てもらう。他者の作品を実際に見る。そんな当たり前のことが、昨年は全くできなかったわけですから…。

高文連については、3年生は一昨年は通常通り行っていたので多少はわかるかと思います。しかし今年の1年生と2年生は初めての経験ですよね。まぁ1年生は初めてとしても、個人的に今年一番可哀想と感じるのは、やはり2年生だと思うのです。

昨年は作品の写真を撮ってそれを送り、まさにブラックボックスの中で審査が行われ、その通知が学校に届くだけ。なんていうか、入選しても落選しても、リアルに受け止めにくいというかスルーしやすいというか、単なる「情報」としてしか伝わってこない。よかったんだーダメだったんだーへーー的な。それはまるでTwitterのタイムラインを眺めるような感覚。もちろん悔しい思いは多少はあったでしょうか、正直そこには反省もなにもあったもんじゃない…。
そして全道大会もWEB開催だったため、サイトにアップされているサムネイルをクリックして開いて見るだけの、なんのリアル感もない展覧会。

要するに、経験が得られていないわけです。
自分の作った作品が人目にさらされるということの怖さを。そしてその向こうにある喜びを。

私が常々部員に言ってきたことのひとつが、制作した作品が多くの他者の作品とともに並ぶということの喜びと嬉しさがある反面、悔しさや恥ずかしさ、そして厳しさと辛さがあるんだということです。

多分ですが、そんなに本気でやっていないいわゆる「エンジョイ勢」だったら、昨年のやり方が一番気楽だったかもしれない。
だって、恥かかないですからね。どんなに突貫で適当で未熟な、いわゆる美術的に「痛い」作品を出しても、落選したら日の目を見ることもないわけですし、「へーそうなんだー」で終わります。それこそただの「情報」として一瞬でスルーできちゃったりするんです。
そういう人にとっては、「怖い」とか「恐ろしい」とか何言ってるんだろ?って思ってるかもしれませんね。

しかし、本気(ガチ)でやっていた人たちにしてみたら、逆に切実に「見てほしい!」と思っていたんじゃないかな。そりゃそうですよね。日々の時間を削りに削り、泣きたい気持ちや叫びたい思いをすべて作品に注ぎ込んで制作してきた、それこそ自分の分身、我が子のような作品をつくってきた人にとっては、見てほしいと思うのは当たり前です。
そして、講評をしてほしい、よかったところ、悪かったところを知りたい、他者が作品を実際に見ているときの反応を知りたい…!と、思うはずなんですよ、本気でやってりゃね。
…ん、いや、本気でやっていたら、逆に「本気で」見られる怖さをよく知ってるから…んーどうなんでしょうね。ま、ここは個人差でしょうか。

別にWEB開催が悪いというわけではありません。できない中で最大限やろうとして行ったわけですから、それはもう称賛に値する。事務局の皆さんは本当に大変だったと思うんです。けど、それは別のお話です。

1年生は、初めてですから何もかもわからない。だから、ここから始めればいいんです、ゴリッゴリに。
ただ、それを昨年リアルに経験していない2年生は、昨年同様の雰囲気でいいと思っているフシがあるんだな…。いろいろ話している中で、「既に1年やってきた」という謎の自負、謎の自信、謎の過信が感じられる。まぁ、3年生も同様ですが。

今年3月まで道南支部、函館にいた、「外様」である自分にしてみると、なんとまぁ恐ろしいことなんでしょう…知らないって怖いな、と感じずにはいられない。あんね、美術ってね、怖いんだよ。。だからみんな病むんだよ…自分もそうだった…。

ま、これだけ部員がいたら(現在49名…)、エンジョイ勢としてやりたいという人も多いんでしょうから、まぁ…うん。仕方がないのかな、とも思う部分もあるんですけどね。
だって誰だって気楽に評価なんてされることなく絵とか描いていたいじゃん。好きなことを好きなようにやる。何が間違ってるの?うん、何も間違ってない…。。でも、「部活」なんだもん。「美術部」なんだもん。

ゴリッゴリにやるからこそ、失敗してもそこには得られる経験がある。
本気で「悔しい」と感じるためには、それなりの熱量で取り組まないとそう思えないんです。
そして、本気で「悔しい」と思う感情があってこそ、人は成長できる。本気でやったから、「嬉しい」という喜びの感情が涙とともに溢れ出るんです。
何も本気でやることを恐れる必要はない。否定されることを恐れてはならない。そしてその本気で頑張った者にこそ、その先にあるものに気づくことができる。本気でやることは、恥ずかしいことではない。これまでのたった10数年という短い人生の中での一番の本気を出せるのが、部活動という場所なんです。だから、本気になってやってほしいな、と願うわけです。

そんなこんなだから、こっちも時間の無い中必死に少しでも話す時間を確保して部員たちと話をしたいし、聞きたい、相談に乗りたいと思ってるんです。隙間隙間で構想の相談に乗ったり、LINEで時には1時間以上も構想の話を(しかも3人とか同時に)することもあるのですが…。
んーー伝わってほしいんだけど、なかなか自分のような新参者がわーわー言ったところでその思いが全員に浸透するのはやはり難しいようです。これまでの流れもありますしね…。

確かに、こっちも実際のところはわからないですからね、部員たちが昨年どれくらいの思いと密度で取り組んできたかは…。
…でも、過去作や現在の取り組みを見れば、だいたいわかっちゃうんだけどさ。

結局、リアル大会をやってそこに時間もテーマも感じられない作品を出品することで辛い思いをするのは、誰でもない「自分」なんです。

本人たちは気づいてないのかもしれない。美術系列があり、部員数50人弱を誇る厚別高校美術部は、外からどう見られているんだろうか。どう期待されているんだろうか、ってことに。
絵画・彫刻・メディアデザインそれぞれの専門の顧問がいるなんていう公立高校の美術部は、道内には間違いなく厚別高校にしか存在しない。うーん、何も知らない人間からすると、単純に「それってすごい高校なんじゃない?」ってなりそうですよね。
それを自覚できているかどうかも、リアル大会ができなかったことによる弊害なんじゃないかと感じるんです。

まぁ傍からどう見られるかはいいとしても、制作を通して感じてほしいんです。
ここまでやってほしいな、こういうの見てみたいんだよな、大変だけどきっとそれができたらすごい自信になること間違いないんだけどな。部活で必死になって制作することを通して、普通にやっていたら絶対得られないような経験ができるんだけどな。
ひとりでも多くの人がそれを理解し、自ら感じてもらい、そしてその経験が大きな成長の糧となって、将来のなりたい自分に繋がっていくということを実感してほしいですね。

にしても、昨年の石狩支部は本当に大変だったんじゃないでしょうかね。部員のモチベーションもさることながら、顧問の先生方のモチベーションも…。
 

長くなりましたが、言いたかったことは「今年はあります、リアル大会。まだまだこれから頑張りましょう!」です。
あ、一行で終わった。。
 
 
 

さて、作品の構想についてですが、これまでたくさんの相談を受けているんですが、だいたい多いのが何を言いたいのかがさっぱりわからないというもの。
これは絵画だけではなく、彫刻だってアニメーションだって全てに通じることです。テーマ?なにそれおいしいの?必要なのそれ?って思ってる人もいるのかもしれないけれど、それは単に今までそういうことを考えたことがなかったからですな。

テーマは、重要です。最重要です。語らない作品なんて、作品じゃありません。自分だけにしかわからない自己満足自己陶酔の作品なんて、ただただ「痛い」だけです。だから、最初の最初でありながら、一番重要な要素なのです。これが固まってないと、絶対制作中に迷子になりますから。
だから私は一番最初にそこを聞いています。「なんでこれやりたいの?」って。その時点で即答できないレベルだと、絶対に困ります。事実そういう美術部員はいいだけ見てきていて、そしてそういう人はあとから絶対後悔する。もうパターンなんですって…。

絵画系でよくあるのは、過去に撮った「スナップ写真」を、なんとなくいい感じに撮れてるから描きたい、という相談。
スナップ写真というのは単なる「記録」であって、テーマを考えた「作品のための写真」ではないんですよね。写真は綺麗だけど、じゃあそれは綺麗だから描きたいの?写ってる赤ちゃんやワンちゃんがかわいいから描きたいの?日の丸構図で構図になんの工夫もないのに描きたいの?ってなるわけ。
風景が綺麗なのは、その場にいたときの視野の広さ、空気の匂いや風の音、光のあたたかさ、それこそ五感を使って感じていたから。写真を撮っても、あとから見たらそんなに感動しないというのはそういう理由から。それを単純に絵に起こすのはさ、厳しいでしょ。
プロの写真家が撮る風景写真は、そういう感動をそれまでの知識や経験、カメラ技術を総動員して撮影しているからこそ美しいんです。君たちはその意気込みでスナップ写真を撮っているかい?って話です。しかも、そんな素晴らしい写真を、絵画として表現できるかな?写真のほうが素晴らしいなら、それは意味はないんですよね。

赤ちゃんがかわいいから描きたいというのは、単純に赤ちゃんはかわいいものであって、そこにはやはり匂いやあたたかさなどはスナップからは感じ取りにくい。ただ「かわいい」絵にしかならない可能性が高いのです。しかも他人の赤ちゃんならなおさらでしょう。
ワンちゃんも同様。しかも動物はふわふわだったりするため骨格をとらえるのが難しく、気をつけないとおそろしく平面的な絵になりがちです。ただ、かわいいから〜ってだけ。そんなのには意味はない。

だからテーマとなるものをしっかりいろいろ考えた上で、やっぱり外を歩いてリアルな風景や情景から思いをふくらませることが大事なのではないでしょうか。
そこで見つけたものや風景に心動かされて、これは綺麗だから描いてみたい、それは、間違いないのです。それこそが「テーマ」なんです。その感動を表現するために、その場で「資料」となる写真を様々な角度からたくさん撮ってきて取材し、検討すべきなのです。
たった1枚の奇跡の写真があったとしても、それをそのまま描くのであれば、ただの写真の模写になりかねません。やはり、リアルでアナログ的な取り組みが必要になるのです。

アニメーションの相談でよくあるのは、作りたいものがアニメのワンシーンのような作品。アニメのワンシーンって、結局前後の話の関係などがあるため、「ただ動いて終わった」という、起承転結もくそもないなんとも謎な作品になりがちです。
「動かせばいい」というのは、単なる「練習」レベル
でしかない。それは作品とは…呼べませんよね。そういうのを「習作(作品を作るための練習)」といいます。
「映像作品」としてのテーマを持ち、起承転結をしっかり考えること。そして必ずしも「人型のキャラクター」にこだわらなくていい(ここ大事)のです。そしてある程度の「尺」を持たせること。高文連に出品していい映像作品の尺のリミットは3分、180秒です。3分間フルのキャラがぐりぐり動くアニメーションはなかなか地獄的な作業量になるため厳しいですが、これもキャラの描き方を工夫すればなんとでもなります。
発想が「アニメはこうでなくてはならない」と凝り固まっている人は、本当に要注意です。秒間10コマで1分、60秒のアニメを作るとなると、単純計算で600枚の絵を描かなくてはならない。出品日は8月3日。てことは最終的に動画として編集することを考えると最悪7月いっぱいで完成させなくてはならない。残り40日ありません。ラフ描いて、清書して、色つけて、1枚完成。一日の部活時間、せいぜい2時間。それで1日に2〜30枚描かないと間に合わないのです。決まるのが遅ければ、ますます1日に描かなきゃならない量が増えていく。ちょっと計算すりゃわかる話ですよね。算数です。
どう、思いますか…。そりゃ「間に合うのか?」ってなりますよね。1枚絵を描くだけならすごいのを描けそうな人がいっぱいいるんですが、アニメーションはそうではないですからね。そりゃ時間が無限にあるなら別ですが。

ま、秒間1コマだと、1分で60枚。これならなんとかなるかもしれない。でそれだと紙芝居みたいになりそう…。。

でもさ、逆に、もしかしたらそういう映像の見せ方もあってもいいかもしれないんじゃないでしょうか。
発想の転換というのは、そういうことなんです。「いわゆるアニメーション」にこだわりすぎないで考えると、新たな見せ方が思いつくかもしれない。絵画だってそう。「こうでなければならない」という考え方は、時に足かせとなります。
私が思うに、その素直で柔軟な思いつき、発想の転換が「美術」的な発想なのではないでしょうか。こうでなくてはならない、というのは、美術にとっては一番避けなければならないことだと思うんだよね…。

高橋先生も、必死でその構図の考え方について解説していました。みんな、わかったかな…。
私もちょっとだけ顔出して聴いていたのですが、ホントまったくそのとおり…って思いながら、うんうん頷いていました。

にしても、高橋先生、熱くなりすぎて血管切れるんじゃないか心配でした笑
でも、それくらい情熱を持って部員たちに向き合っているんです。別に怒ってるわけじゃないんですよ。受け止めろーー受け止めろよ、部員諸君…!!高橋先生みたいなくっそ忙しい人が時間割いて準備して解説の時間確保してくれてるんだからなーー!

なんか長くなってキリが無くなってきました(いつものことですけど)。
ライトなブログにしたかったのに〜こんなんじゃ誰も読まないわ…ってわかってるんですけど、ゆ、指が勝手に…キーボードを叩き続けるんです。。。

というわけで、明日から部活再開です!ソーシャルディスタンスと換気、消毒を大切にして、なんとか頑張っていきましょう!
感染者が出たら、その時点で多分部活は中止です。そうならないよう、、お互い気をつけましょう…。。

おまけ。
学校祭のポスター班、話し合いを進めています。しかしなかなかこれだというものが見つかっておりません…。

でもだんだん何かが見えてきているような…。高文連もあるし、なんとか進めていきたいところです。頑張ろう…!!

おまけ2。
準備室にやってきた部員たちが高橋先生が制作中の巨大な絵画を見て、ほへーってなっているところ。

ほら、もうこれだけでも絵画の構図になりますよね。作品を尊敬の眼差しで見つめるその視線が美しい。これこそが「テーマ」ってやつです。あ、話がそれた。

おまけ3。
無邪気に手を降って帰宅する部員たち。

はー、無邪気でいいもんです。子どもは無邪気が一番よ…。