令和5年度厚高美術部、始動!

先日部活動の結成ミーティングが行われ、とりあえず現時点での新入部員が確定しました!
なんと部員数、58名!!過去最高の部員数になりました!

この日までに入部した1年生部員は19人、2〜3年も5人が入部し、総勢58人という大所帯に…。昨年の同じ時期は51人でそれでもすごい数だと感じていたのに…今年はそれを7人も上回る人数になりました。

これだけ部員が入ってくれたのも、先輩たちの日頃の取り組みや、新入部員の勧誘に力を入れてくれたおかげかと思います。ありがとう!やったね!

結成ミーティングは、もはや美術室に入り切らないということで、隣のデッサン室にて行いました。
部長が一生懸命取り仕切ってミーティングを進めてくれましたね。もはや顧問など必要ないのかもしれん…そう思わせるくらいしっかりと全体を掌握していましたね。

この会では、部員全員がかんたんな自己紹介を行いました。

最初は3年生から。そして2年、最後に1年生から。

うーむ、初々しい…

終わりに部長・副部長の決意表明を。

このあとは各顧問から美術部での活動についていろいろと説明を行い、実に雰囲気の良い結成ミーティングとなりました。
これから部員同士で交流を深めていってほしいと思います。

さて、新入部員ちゃんたちもやる気十分で、厚高での美術部活動に興味津々。絵画をやりたい!立体やってみたい!メディアも捨てがたい…!とそれぞれいろいろなことを考えて取り組もうとしています。

また現在は2・3年生が国際美術展や全道展に向けて作品の制作を行っていたり、8月の高文連に向けて構想を練っていたりとそれぞれが活動中。

そしてその裏では、今年の学校祭「厚高祭」に向けてポスター制作チームが結成され、今年のポスターについてさまざまな話し合いが行われています。

今年のポスター制作メンバーは5名。現時点でもいろいろなアイディアが飛び出していて、どういうふうにまとめていくかをわいわい考えています。

まだ始まって間もないポスター班ですが、今年も面白いものができそうな雰囲気…!
学校祭ポスターは今年は地下鉄の駅などにも貼られるという計画らしいので、よりじっくりと考えて厚高のブランドイメージを高められるようなポスターにしたいですね^^

そのほかにもいろいろな活動をしています。
先日は…

廊下に展示されている作品につける「キャプション」(作品タイトルや作者などが記されたもの)を作成し、取り付けました。

メディアで頑張っている3年生ふたりにお手伝いしてもらい、作成したものです。

Illustratorを使って丁寧にこだわって作ってくれました。いい仕事っぷりできっちりレイアウトも仕上がっています。
またこのふたりは厚高公式キャラクター「あつぴよ」のアニメーションも制作しています。これがなかなか面白い感じで…。忙しい中いろいろとありがとう!!

というわけで、いろいろなところでそれぞれの持ち味を発揮しながら、令和5年度の厚高美術部が始動しました!

1年生はまずはデッサンをやってみよう…というところから始まり、そして8月の高文連に向けてどのジャンルの作品に取り組んでいくのかを、高文連などの過去の作品を見ながら少しずつ考えているところです。
 
 
 
さて、これからの活動では、5月18日(木)に札幌市東区モエレ沼公園にて開催されるスケッチ研修「高文連 東ブロック大会」があります。
石狩支部を4つに分けて行われるこの大会には、部員全員が参加します。お互いの作品を並べ、各校顧問の先生方から作品に対して講評するという場面もあります。スケッチ研修ということで、鉛筆やペン、水彩画やもしかしたら油絵で挑戦する人も出るかもしれません。
この大会をひとつのきっかけとして、美術に対しての意識をより深め、その後の活動のモチベーションにつなげてほしいですね。
 
 
 
美術部に入ってくる人は、絵を描くことやものづくりが好きという人ばかりかと思います。
しかし、高校での美術部ではこれまでとは違って、もしかしたら「好きな絵を描く、好きなものを作る」ということに対して、抱いていたイメージと違う部分が出てくるかもしれません。
場合によっては、顧問の先生方にダメ出しを受けることもあると思います(多分、ダメ出しされないことは無い…かも)。好きなものを描く、つくるためには、思ってもいなかったことや、興味と違うことを言われる場面も出てくることでしょう。部活は、ただ「好きにやらせてあげる」わけではありません。それなら個人でやったほうがいいのかもしれません。

でも、顧問は別にイジワルでそういうことを言うわけではありません。それらの取り組みは、きっと最終的には「もっと好きになる」ということにつながっていくはずです。
厚別高校には美術の教員が3人体制で、真剣に皆さんの相談やお話を聴きますので、どんどんスケッチブックを持って話をしにきてほしいな。1年生のみならず、2年、3年も同様です。

美術だって、『真剣に』やったら運動部に負けない青春を感じることができます。物事に対して真剣に向き合うことの難しさと苦しさ、そして本当に頑張った人だけが感じられる喜びを、部活動を通して得てほしいですね。それこそが、君たちが生きていく上での大きな価値になると思います。

厚高美術部という場所で、美術に対して広い視野を持ち、「作品」をつくるという考え方をアップデートし、美術の世界の広さと深さを高校の美術部で楽しんでほしいと心から願っています。

さ、今年度も頑張っていきましょう!!全力で美術部を楽しもう!!

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