全国作品講評会の様子

ゴールデンウィークもいよいよ終わりですね。
巷ではコロナの感染状況の悪化が言われており、いよいよ札幌市対象に「まん延防止等重点措置」の適用要請が決定となったようです。
最近では報道で若い世代の感染者が増加していると言われており、正直学校という場所は常に紙一重のような状況。この決定を受けてこれからの学習活動にどう響いていくのかが心配ではありますが、時として生命に関わることであるという事実を忘れずに、日々気をつけて過ごしていかなくてはなりませんね。

さて、先日のことになりますが…

何をしているのかというと、部員を対象に過去の全国高総文祭や道展U21の優秀作品の講評会を行ったときの様子でした。

これから高文連を始め各種公募展などに向けて制作を行っていくため、作品の解釈や見るべきポイントなどを解説しました。

作品の解釈は人それぞれで全く構わないと考えますが、少なくとも優秀であると評価された作品にはそれぞれから醸し出される「雰囲気」やにじみ出る「メッセージ」がより強く感じられます。ただ綺麗だ、細かくて上手、私にはムリ〜といったように単純にいわゆる「上手い作品」と判断して終わるのではなく、じっくり見ていくことで制作者が散りばめた工夫や作品を通して伝えようとしているメッセージを読み取る、すなわち「見る側が思考し、理解しようとする」ことについて話しました。

一応1時間程度、という前提で進めたのですが、案の定解説し出すと妙に熱がこもってしまい…用意した画像について話し終えるまで、結局1時間半以上もかかってしまいました。。
途中で帰っても構わないとはしたのですが、それが逆に圧力になってしまったのか…帰った人は数名…ホント申し訳なかったな…。
でも、多くの部員は一生懸命メモを取り、たまに頭をガクガク揺らしながらも頑張って聞こうという姿勢が感じられました。
この解説が少しでも届いてくれていたらと願うばかりです。。

大切なのは、作品にメッセージを込めること。それはすなわち、「魂を込めること」と同義だと思っています。魂なき作品は、ひとりよがりの自己満足に過ぎません。
「見せる作品」をつくる以上、しっかりと構想を練り、自分の考えとじっくりと向き合ってほしい。適当に見切り発車すると、絶対に後悔しますから。だって作品を通して「自分」を見られるんだもの。

鑑賞した作品たちは、絵画に平面デザイン、そして立体の作品でしたが、絵画がほとんどでした。
いずれわかってくると思うのですが(わかっていってほしい)、平面、立体、メディア表現とそれぞれ表現手法は違っても、すなわち本質的なこと(=メッセージ性)はどれも一緒なんですよね。ただ見せ方が違うだけ。
自分立体専門だから〜とかアニメーションだから〜とかと思うのではなく、得られること、通じることはすべてにおいて共通しているんです。そのあたりを理解できるようになっていってほしいなぁと思います。何事も、応用することです。すべてが勉強。単純に表面的なことだけを受け止めて思考を止めないようにね。

もう一度スマホのカメラを向けたら、ちゃっかりポーズする部員たちも。ノリがよくていいね!

さ、これから高文連に向けて動きましょう。きっとこのGW中に何らかのアクションを起こしている人もいるはず…いるよね…いてほしい…。。
 
 
 
あ、そうそう。

前回のブログにネームプレートをティッシュで作っている部員がいましたが、そのブログを読んだ顧問の知り合いの方が不憫に思ったのか笑、もしよければ、と大量のネームプレートをくださいました!

これでちゃんとしたネームプレートが作れる…!!
この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました…!本当に感謝です!
週末は各自でネームプレートを作りましょう!これずっと使えるで…!!

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