U21目前!しかし天候大荒れ…!そしてスノオブもやってくる…!

さあ!美術部の冬のお祭り?北海道美術協会主催「道展U21」の搬入日は1月30日、いよいよ週明けの火曜日と近づいてきました。
部員たちは冬休み期間中はもちろん、学校再開後も放課後頑張って制作に励んでいます。

冬休みが開ける前には、中間講評会を開催。グループに分かれ、それぞれの作品について感想や疑問点をどんどん出してもらいました。

自身の作品は、没頭して制作しているとなかなか客観的に見られないもの。
そこで他者から素直な感想や疑問点、いいところなどを指摘してもらうことで、気付かなかったよさや改善点が浮き彫りになってくるのです。

他者の作品ってよく見えるものですが、ただ褒めあって終わる…ということがないように、自分だったらどう表現するのか、ここはどうしてこうなっているのか、などをグループで話し合いました。

ここで得た意見などを付箋などに書き込み、制作の糧とすることでよりよい作品に仕上げていくことができます。
いろいろな見方があるということ、そしてそれらのアドバイスなどはその人だけではなく他の人、そして自分にも通じることだということに気づけたでしょうかね。

そんな中間講評会からもう2週間近くが経とうとしています。
今はまさに追い込みの時期…!がんばれええええ!!!

……しかしながら、ここんところ道内の天候は大荒れ…。。
本日は特に荒天でJRもかなりの本数が間引き運行ということで休校となった学校も多い中、本校は通常通りの日課でした。
というわけで登校できない生徒も多くいたのですが、学校があるということは部活が少しでもできる…!と喜んでいた部員もいたようです。なんせ、締め切り目前ですからね。。

というわけで今日の放課後は部活。
さすがに悪天候のため制作時間はいつも通りの時間を確保することはできませんが、その分集中して頑張っていました。

今回はこれまでの制作の取り組みから考えると、過去イチで全体的に頑張って制作に励んでいるように感じます。

なんていうか…
制作スタートはそこまで早くはなかったものの、高文連ですでに30号の油絵を描いている部員が多く、特に1年生がかなり意識的に頑張り、その結果確実に技術や表現が向上しているんですよね。

今回の道展U21制作に向けては、高文連以降に入部してきた部員も割と多くて、そういった部員にとっては初めてまともに描く油絵、しかも50号という大きさにかなり苦戦しているようです。しかしそういう部員こそ一生懸命制作に打ち込んでいて、そのおかげか技術が急激に成長しているように感じます。

立体部門の部員たちも頑張っています。

立体作品は絵画とは違って使用する素材やジャンル、サイズや表現がそれぞれでかなり異なるため、どうしていくか悩みながら毎日取り組んでいます。
この制作に対して大いに悩むっていうのがいいんですよ…。
 
 
 
さ、今日の部活も終わりです。

こぼしたブラシクリーナーを拭く部員…ま、仕方ない…。。

しっかし、見ているとみんな楽しそうに制作してるんだよなぁ…いいねぇ…。
 
 

極力休まないで部室にやってきて制作していれば、当然顧問からのアドバイスも継続的に受けやすいし、そして制作がきちんと進めば作品もそりゃよくなっていきます。そうしたら自然と、もっとよくしたい、もっと描き込みたい、どんどんやりたいことが増える…だから朝も制作したい、描き込み不足で恥ずかしい思いをしたくないから少しでも頑張りたい、と、非常にいい循環が生まれているように感じます。

これは顧問としても本当に嬉しいこと。
「出品しなきゃならないからやっている」ではなく、自発的に『制作したい!』という気持ちを感じる。もちろん今までだってそういうふうに頑張ってきた部員はたくさんいるのですが、今回は大半がそのように感じる。ま、全員とは言いませんが、それでもそれぞれ悪戦苦闘しています。

今回の道展U21には43作品を出品します。一昨年の出品数は24点だったので、倍近い数になりました…いやーすごい。増えたなぁ…。
賞に入るかどうかは別にして、それぞれが確実にレベルアップしているのがわかるし、多分自分自身がそれを感じていることでしょう…!それが一番いいことで大切なことなんだ!
部活動を通して、自分に自信を持つ。創造性や人間性を高めていってほしいですね。絵の巧さなんて割とどうでもいいのです。問題に対してどう向き合うか。これしかありません。

いやーしかしなんだろう、個人的には3年間部活を見てきた中で、今回が最も活気が感じられます。まさに活発な美術部はこうあるべきといった状況になってきているのです。
厚別高校の美術部がいよいよ進化しそうな予感…!!
 
 
そして話変わって。
U21が終わるとすぐに待ち構えているのが、さっぽろ雪まつりのスノーオブジェコンテスト。
昨年は最高賞である札幌市長賞を受賞したのですが、今年はどうなることやら…?!
先日、その事前説明会が行われ、参加校によるプレゼンが行われました。

本校からは部長を含めた3名が出席。

しっかりプレゼンを行ってくれました。

説明会終了後、審査員の方々より制作に向けてのアドバイスをいただきました。

説明会の中では、「昨年の大賞作品は圧巻でしたね」という講評もいただいちゃいまして、逆にプレッシャーを受けたりして…笑

今年は辰年なので龍と厚高のマスコットキャラクターである「あつぴよ」を組み合わせた雪像を制作予定!
こちらは2年生部員総勢19名での制作となります。これもまた楽しみ。ちなみに今年は「つどーむ」にて開催とのことです。

そして…
まだ詳しくは書けませんが、ちょっとびっくりなところからお声がかかっており…。いずれ発表しますが、もしかしたらうちの美術部、全国区になるかもしれない…(!?)
そちらのご報告もお楽しみに…!!

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